誤嚥予防と唾液の自動吸引システム

食事でむせる
汁物やお茶 等にはトロミを付けます。 お粥のご飯粒も、喉に引っかからないようにトロミを付けます。 うらごしのおかずでも、繊維質のあるものはトロミを濃くします。 栄養不足は抵抗力の低下を招き、肺炎などを引き起こす要因になるので、胃ろう手術も選択肢の一つです。

唾液と鼻水
ずっと上を向いて寝ていると、口の中がカラカラに乾燥します。 しかし、身体を起こしているときは、唾液と鼻水が涎となって、とめどなく出て来ます。

口腔ケア
上顎と舌にベットリと くっ付いた粘膜には、口腔ケアが必要です。 スポンジブラシで取ってもなかなか取れません。 最近は、口の中をティッシュペーパーで、何回も拭き取っています。 この粘膜には色々な菌が潜んでおり、誤嚥性肺炎の原因になっています。 健康な人は上顎と舌が隙間なくくっ付いているので、舌を動かすことによって、粘膜がくっ付かないそうです。

唾液自動吸引システム
ALS患者の球麻痺が進むと、飲み込みが悪くなり、唾を飲んでも むせるようになります。 吸引が必要な痰の7~8割は、誤嚥した唾や鼻水だそうです。 唾液自動吸引システム(コンセント式 設置型低圧持続吸引ポンプ)は鑑賞魚用ポンプが改良されたもので、痰や鼻水には対応していません。 原理は鼻水吸引器(ワンハンドアスピレーター)と同じです。

1999年48歳の時に頭を強打して頚椎椎間板ヘルニアで右手が痺れる。 2011年60歳の時に草刈り機で左足甲裂傷7針縫う。 2015~6年64~5歳の頃には覇気がなく少しボケを感じる。 物忘れや痴呆症ぎみになり、あくびが良く出る、手足に力が入りにくい、ロレツが回りにくい、何か解らないが身体に違和感がある、冬場なのに汗をかく、脈が速い、仕事中に頬杖をつく、足のこむら返り、背中の同じピンポイントで蚊が刺したような痛みを感じる、体重の減少、大泣きした後のようなひくつき、顔面のぴくつき など 2017年1月には服のボタンが留められなくなり、その年の9月にALSの認定がおり、日本ALS協会に入会、尊厳死協会にも入会して胃瘻や人工呼吸器の手術は受けないと決意する。 2019年7月 ギリギリまで頑張ったのですが、食事を飲み込むのが苦しくなり遂に 胃瘻手術を受けました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です