呼吸ができず入院

朝に呼吸が正常に行えなくなり救急車で病院に搬送されそのまま入院となった。

ずっと入院はしていられないので、1週間ほどの入院と在宅介護を繰り返すことになる様子。

まだ歩けてはいるが、呼吸筋が弱りすぎているので退院後は車椅子がないと点滴にも行けそうにない。そのためケアマネージャーさんに車椅子をお願いした。

介護はこれからが大変になっていくだろう。
ALSは24時間介護が必要らしい。第三者に頼らなければ共倒れは避けようがない。

しかも、遠方に住んでいる90代の要介護婆さんも病院をたたき出されそうで、絶望的状況になりつつある。
爺さん婆さんの兄弟は当然高齢で面倒なんて見れっこないし、親戚も要介護老人を抱えていたりするので一族はほぼ頼れない。居住空間や病院などの都合上同じ家に住むこともできない。
第三者の助けがなければ要介護老夫婦は見捨てるしかない。

しかし、人生を犠牲にするほど全力を尽くして介護していても何かあれば保護責任者遺棄致死になるのではないかと思うと、まさに介護は地獄だと痛感する。
10年程前から他人ごとではないと思っていたが、本当に他人ごとではなくなってしまった。これが日本の現実なのだろう。
こんな状態で金をドンドン使って景気を良くしていこうなどと思う人は富豪以外にまず居ないだろう。
本当に金もなく長生きはしたくない。

ALS患者snowの息子です。

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