バイパップの調整

1.バィパップとは
(エンパワー訪問看護ステーション管理者 小林智子 様の説明文を引用)
BIPAP(Bilevel Positive Airway Pressureの略)は、呼吸器の換気モードの一つで、患者さんの吸気と呼気に合わせて、2つのレベルの圧を気道に加える補助換気法です。吸気時には高い圧をかけて肺を広げることを助け(換気量が増える)、呼気時には低い圧になり息を吐きやすくします。
なぜ、呼気時にも圧をかけるのかというと、肺胞がつぶれるのを防ぐためです。肺は肺胞という小さな袋の集まりですが、中には膨らみやすい肺胞とそうでない肺胞があります。強制的に送り込まれた吸気は、膨らみやすい肺胞に行くので、膨らみにくい肺胞には少ししか入らず、呼気で完全にしぼんでしまう可能性があります。そうなると吸気時にも肺胞は膨らまなくなり肺胞虚脱、無気肺を生じます。呼気に圧をかけ、肺胞がしぼみきらないようにすると、次の吸気で膨らみやすくなります(しぼみきった風船を膨らますのと、少し空気の入った風船を膨らますのは、後者の方が楽ですよね)。できるだけ多くの肺胞が膨らむことで、肺胞と毛細血管の接触面積が増え、血中に酸素を取り込みやすくなります。

2.口が乾燥する
バイパップの加湿温度を調整します。加湿温度を上げすぎるとホースやマスクが結露します。
空気を送る圧力が高すぎると、口腔内の乾燥が激しくなることがあります。

3.耳鳴りやオナラが出る
耳と鼻は直接繋がっているため、圧力のかかった空気が耳に抜けて不快になる事があります。また無意識のうちに空気を呑み込んでいる場合もオナラが増える事があります。一度、主治医と相談してみて下さい。

4、眠気、頭痛
パルスオキシメーター(血液の酸素供給量)の%値が良くても、呼吸が浅いと体内の二酸化炭素の排出がうまくできなくなり、眠気や頭痛の症状があらわれることがあります。

1999年48歳の時に頭を強打して頚椎椎間板ヘルニアで右手が痺れる。 2011年60歳の時に草刈り機で左足甲裂傷7針縫う。 2015~6年64~5歳の頃には覇気がなく少しボケを感じる。 物忘れや痴呆症ぎみになり、あくびが良く出る、手足に力が入りにくい、ロレツが回りにくい、何か解らないが身体に違和感がある、冬場なのに汗をかく、脈が速い、仕事中に頬杖をつく、足のこむら返り、背中の同じピンポイントで蚊が刺したような痛みを感じる、体重の減少、大泣きした後のようなひくつき、顔面のぴくつき など 2017年1月には服のボタンが留められなくなり、その年の9月にALSの認定がおり、日本ALS協会に入会、尊厳死協会にも入会して胃瘻や人工呼吸器の手術は受けないと決意する。 2019年7月 ギリギリまで頑張ったのですが、食事を飲み込むのが苦しくなり遂に 胃瘻手術を受けました。

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