私はゾンビ

呼吸補助マスクを付けて一日中ベットに横たわり、パソコンとにらめっこしながらメールをしたり、ブログを書いたり、スマートニュースを見て楽しく過ごしています。

未だギリギリ辛うじて一人で食事をし、トイレにも頑張って行っていますが、首は垂れ、口から涎がしたたり、のそりのそりと歩く姿はまるでゾンビのようです。

食事中は不自由な体を酷使しないように、できるだけ動作を減らし、食後はお湯でうがいをして直ぐにベットに横たわります。
おかげ様で粘っこい鼻水は止まり、痰が絡むこともなく、たまに食事が喉につっかえて息が出来なくなることもありますが、慌てずにもう一度食事を飲み込んでセーフ。

看護婦さんがどうしてそんなに頑張るのと聞いてきたので、パソコンの意思伝達ボードに「これ以上痩せたくない、動ける間は頑張りたい、動けなくなったらおしまい」とは言ってみたものの胃瘻が楽でいいのかも、周りは胃瘻の人が一杯いるけれど、がりがりに痩せて寝たきりである、・・・もうすこし頑張ってみよう!

1999年48歳の時に頭を強打して頚椎椎間板ヘルニアで右手が痺れる。 2011年60歳の時に草刈り機で左足甲裂傷7針縫う。 2015~6年64~5歳の頃には覇気がなく少しボケを感じる。 物忘れや痴呆症ぎみになり、あくびが良く出る、手足に力が入りにくい、ロレツが回りにくい、何か解らないが身体に違和感がある、冬場なのに汗をかく、脈が速い、仕事中に頬杖をつく、足のこむら返り、背中の同じピンポイントで蚊が刺したような痛みを感じる、体重の減少、大泣きした後のようなひくつき、顔面のぴくつき など 2017年1月には服のボタンが留められなくなり、その年の9月にALSの認定がおり、日本ALS協会に入会、尊厳死協会にも入会して胃瘻や人工呼吸器の手術は受けないと決意する。 2019年7月 ギリギリまで頑張ったのですが、食事を飲み込むのが苦しくなり遂に 胃瘻手術を受けました。

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